時差 |
日本の正午はニュージーランドでは15時(午後3時)になります。たとえばニュージーランドの企業に日本時間の16時に問合せをしてもニュージーランドはすでに19時ですので返事が返ってくるのは翌日以降になることが多いのです。 サマータイム制度が導入されていますので、毎年9月下旬から翌年4月上旬までの間は、時計を1時間進めます。その間は日本との時差は4時間となります。 |
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人口 |
2019年時点の人口は約500万人で、このうち約30%がオークランド地域に集中しています。近年、オークランドへの人口が集中しています。特にクライストチャーチの地震以降その傾向が見られます。 |
人種 | ![]() |
言語 | 英語と先住民族の言語であるマオリ語が公用語です。国歌も英語とマオリ語で構成されています。移民局では全ての移住者が英語を話し理解する事を要求しています。 |
銀行 |
ほとんどの銀行のATMは銀行内だけではなく、ショッピングセンター内や商店街等にも設置してあり24時間使用可能で、銀行に行かなくても現金の引き出しができます。銀行のキャッシュカードには”EFTPOS”(デビットカード)機能が付いており、手元に現金が無い時でも多くのお店で銀行口座からの直接支払いができます。 銀行口座には残高制限はあるがその代わりに利息が高いもの、残高制限はないが利息が少ないもの、支払いや引き出しの手数料が安い口座、クレジットカードやエフトポスとと並びニュージーランド人の支払いや口座管理に欠かせないパーソナルチェック(小切手)が使える口座など様々な種類があるほか、電話やインターネットでの取引ができる付帯サービスもあります。 日本のように「定期」か「普通」か?というなシンプルなものではなく、とても複雑です。選択する際によく条件を調べることが不可欠です。口座開設の際は目的や利用頻度に応じてそれぞれに適した口座を選ぶことが必要なのです。 |
食事 |
ニュージーランドの食生活は英国の流れを汲む西洋式です。食料自給率が300%に達するといわれる農業・酪農・漁業国ですので、内国産の食肉や乳製品、野菜、果物などの農産品の種類が豊富で比較的安価に購入する事ができます。魚は肉類に比較して高めですが最近はアジア人移民の増加で魚屋そのものも増加傾向にあります。 ニュージーランドには大手のチェーン系スーパーマーケットがいくつか展開していますが、ミソやしょうゆなど基礎的な日本食も扱っており、困ることはありません。お米も豪州米やカリフォルニア米が輸入されています。外食産業も発展しており、種類が豊富で西洋料理をはじめ移民が展開する世界各国のエスニック系や、アジア系料理がどこへ行っても楽しむことができます。もちろん日本同様にアメリカ系のファーストフードチェーン、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンも人気です。 |
飲料 |
アルコール類は酒店やスーパーマーケットで購入できますが、18歳未満への販売が禁止されているため、購入時にID(年齢を記載した身分証明、NZ免許証やパスポート)を要求される事があります。またオークランドなど一部の都市中心部では道路や公園などの公共の場での飲酒が厳密に禁止されています。 |
電気 |
ニュージーランドには原子力発電所はありません。水力、地熱、火力で電力生産を賄っています。 電圧は240Vの50ヘルツです。日本の電化製品は、使用時に変圧器が必要な場合があります。変圧器は安価ではありませんので、移住の際も電化製品の持ち込みは避け、現地で揃えることを前提とすべきでしょう。 |
気候 |
日本と同じく四方を海に囲まれたニュージーランドは南半球に位置するため季節はちょうど逆になります。温暖な西岸海洋性気候に恵まれているので1年の気温差が9度程度です。気温の差が少ないためか日本(温暖湿潤気候)のようにはっきりとした四季の変化はありませんが、分けるとすれば9~11月が春、12~2月が夏、3~5月が秋、6~8月が冬となります。 ニュージーランドは1日の気温差が大きく「1日の中に四季がある」と言われています。夏でも朝夕や夜間は冷え込むので外出の際は何か羽織るものを持たれたほうが良いでしょう。南半球に位置しているので北に行くほど暖かくなるため、ノースランドが最も暖かくなります。オークランドでは2月(夏)の平均気温が約20~25℃、7月(冬)は約8~14℃と年間を通して過ごしやすい気候です。 |
年間平均気温
年間平均雨量